なたけは色々とFXを勉強してきましたが、世の中さまざまな手法がありどれを使ってトレードしたら良いか試してみました。
どれもこれも有用そうで迷ってしまいますが、結局は自分に合った手法が一番だと気付きましたね。
そこで【なたけ流】として根本になる基本的な手法を書いていきます。
ただこれは自分が一番やり易い手法なので、他の人は参考程度で見てもらえれば良いかと思います。
相場環境考察
まずは一番大事な相場環境をどのようにして分析するかを考えます。
なたけはテクニカルとファンダメンタルズを8:2の割合で分析してます。
結局相場を見てる人は基本的にテクニカル分析が主流だと思うんですよね。
だからメインの分析はテクニカルで行い、ファンダメンタルズはその分析が正しいかどうかの理由付け程度に考えます。
と言うか、ファンダメンタルズ分析って調べる事が多過ぎて時間がいくらあっても足りないし、ぶっちゃけファンダメンタルズ自体が難しいので、自分で分かる範囲で分析してます。
1.ファンダメンタルズ分析
まず最初は大まかにファンダメンタルズ分析を行います。
世界経済の動向を確認する
見るところとしては、ブルームバーグという日本を含めた世界中の経済に関わる記事を掲載しているサイトを確認しています。
これはトレード時というより時間が空いている時に読むようにしてますね。
色々な記事が掲載されていますが、この中で必ず読むのが「米国市況」を言う記事です。
たくさんの通貨ペアがありますが、結局世界の経済を動かしているのは良くも悪くもアメリカなので、アメリカのニュースは必ずチェックするようにしています。
アメリカの政策金利を確認する
次はアメリカの政策金利を確認していきます。
アメリカの政策金利が下がればドル安方向に、上がればドル高方向に行きやすいので、相場を動かしている大口達がどう考えているのかを知る事はとても重要です。
大口達がどう考えているのかを見るには「フェッドウォッチ」を確認します。

これで大口達がいつ利上げするのか利下げするのか、何回するのかを考えているのが分かります。
これは日々変動しているので、トレードする時はもちろん時間がある時は出来るだけ確認するようにしましょう。
このサイトは英語ですが、確認するだけなら問題ないかと思います。
国債と金利について下の記事で詳しく解説しています。
通貨強弱を確認する
次は通貨強弱を確認します。
今現在どの通貨が買われているのか、または売られているのかが分かるサイトがあります。
FX‐Laboというサイトの通貨強弱チャートです。

このチャートを見ると、ニュージーランドドルが買われて日本円やアメリカドルが売られていますね。
このチャートを見てトレードする通貨ペアを決めても良いかもしれません。
経済指標の発表を確認する
最後に重要な経済指標があるかどうかを確認していきます。
重要な経済指標が発表されると大きく相場が動きますので、発表される時間帯にはポジションを持たないように気を付けます。
相場が大きく動いてもその流れに食いつかないで、今後の流れを見るくらいの気持ちでチャートを眺めていましょう。
経済指標の発表はお使いの証券会社さんのサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
これでいったんファンダメンタルズ分析は終了します。
相場というのは結局のところ「上がる」か「下がる」か「横ばい」かの三択になります。
その三択を選ぶ道標としてファンダメンタルズ分析を活用しましょう。
経済指標に関しては別記事で解説しています。
テクニカル分析
ではいよいよテクニカル分析をしていきます。
私は基本的にドル円がメインになるので、アメリカに関するチャートを確認しています。
アメリカの株価を確認

US500というアメリカの株価チャートです。
FXに株は関係ないかと思われますが、実はけっこう連動して動いています。
今後株価が上がるのか下がるのかでドル高になるかドル安になるかが分かりますので、しっかりとテクニカル分析をしていきます。
このUS500というのは、S&P500というアメリカの代表的な株価指数です。
この他にも「US100(ナスダック)」とかもあるので、余裕があったら確認しましょう。
アメリカの金利を確認

ファンダメンタルズ分析でも触れましたが、アメリカの金利もしっかりと確認していきます。
これは株価に影響してくるので、テクニカル分析していきましょう。
ドルインデックスを確認

ドル単体のチャートも確認していきます。
上がればドル高、下がればドル安です。
ゴールドの相場を確認する

ゴールドは株価などとの相関関係があるので、これも確認していきましょう。
相場環境の分析は大事
相場環境の分析とは相場がどう動くかを分析することなので、トレードにおいてはもっとも重要な作業になると考えます。
けっこう作業量が多いですが、ここをしっかりと出来るかどうかがトレードに勝てるかどうかの違いになります。
後は実際のチャートを見て、入りやすいところでポジションを持てば良いのです。